地球から、そう遠くはない同じ銀河系に、
「アルミニュオン」と言う小さな星がありました。

 

「アルミニュオン」が宇宙に誕生したのは、
地球とほぼ同時期のことで、
そこにはやはり「空気」と「水」がありました。
そのため、「アルミニュオン人」たちは、
地球人とだいたい似たような暮らしをしていました。

 

ただし、「アルミニュオン」の星の大きさは、
地球の5000万分の1でしたので、
地球のように、いくつも「国」が存在している・・
と言うわけではありませんでした。

 

「アルミニュオン」には、

◇To Please(トウ・プリーズ)

それから

◇With Please(ウィズ・プリーズ)

 

と言う2つの国しかなかったのです。
そしてこの2つの国には、
国交がありませんでした。

 

これからはじまる「2つの歓びの国の物語」の主人公、
トゥーリンは、
「To Please」の国で、
大変腕の良い「鍛冶屋」として暮らしていました。