振り返ってみると
人生の屋台骨を
揺るがすような
大事件のほとんどは
「大変だ!大変だ!」
と賑々しくはやってこなかった

美しく咲いている花に
うっすらと妬ましさを覚えたり

誰かからの
「ありがとう」のコトバの裏に
そこはかとなく
眼を凝らして
「嘘」を見破ろうとしてみたり

大切な人からの電話なのに
何故か受話器をあげる瞬間に
鬱陶しさを感じたり…

そんな無数の“警告灯”を
「進め=青」だと
解釈し続けた先で
それらは起きるべくして
起きたのだなあと
言う気がしている