虫がいた
中古で買った
古本に
小さな羽虫が一匹

そのことがおきる
ほんの少し前までの姿で
静かに留まっていた

虫がきらい
それはもう
狂わんばかりに
きらい

でも
その虫を見つけたとき
不思議と
嫌なかんじがしなかったのは

100から101…

ページをまたいで

「神の…」

「存在…」

この二語間の
「出来事」であったからかもしれない