人生のあらゆる瞬間を「幸せの種」へと変える
あなただけの”心眼レンズ”を持つことで、
超”幸感度”カメラライフを始めてみませんか?

 

美魂(みたま)転写フォトグラファー
さとう美雨(みう)です。

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きょうは府中にある「郷土の森博物館」で撮影でした。

 

ここは、早春には梅、
初夏には紫陽花を撮影する人たちで賑わいます。

 

でも密かに私がいつか撮ってみたいと思っているのは、
古いノスタルジーを感じさせる
木造の学校の校舎がそのまま残っているのですが、
そこで「袴姿の女子」(年齢不問♡)をモデルにして
撮影してみたいのです~^^
誰か~、この私の夢を叶えてくれないかな~?^^

 

 

夢中で紫陽花を撮っていると、
車いすや、杖をついた年配の男女と
30代~40代と思しき男女の団体が
その場にやってきました。
若手の男女は、その振る舞いから察するに、
おそらく福祉施設の介護士さんなのでしょう。
皆、彩とりどりにそのガクを染め上げた紫陽花に、
歓喜と感嘆の声をあげながら、見入っています。

 

そんな中、せっせと撮影をしている私の隣に、
ある年配の男性がやってきて、
こう介護士さんに質問したのです。

 

「ここには、どんなのが(どんな紫陽花が)咲いてるの?」

 

その質問に「おや?」と違和感を感じ、
ちらりと横に視線を配ると、
真っ白な杖を持ち、サングラスをかけ、
帽子を深々とかぶった男性がそこには立って居ました。

恐らくは視覚に何かしらの障害を持った方なのでしょう。

 

それを聴いた若い男性の介護士さんが、
説明をはじめたので、
私も自ずとその声に耳をとられることになりました。

 

「えっと・・・手前には真っ白な紫陽花が咲いていて、
そのすぐ奥には紫色のが咲いていて、
その横には水色の紫陽花が咲いてるんだけど、
奥に一本だけね、赤い紫陽花が咲いてるんですよ~。」

 

 

正直、その説明は、あまりにも「見たまま」過ぎるし、
想像力を掻き立てられるような
「文学的表現」ではお世辞にもありませんでした。

 

ただ、その年配の男性に
「紫陽花の美しさを伝えたい」と言う
あったかい思いは、隣の私にも伝わってきました。

それは、「見えない人だから教えてあげよう」ではなく、
「一緒にこの美しさを分かち合いたい」と言う
シンプルでニュートラルな在り方。

 

そして、それを聴いた男性は嬉しそうにこう言ったのです。

 

「おおう~!それは綺麗だね~!」

 

と。

 

「それは、さぞ綺麗”だろう”ねえー!」

 

ではなく、

 

「それは、綺麗だねえー!」

 

だったのです。

 

それを聴いた瞬間、
何か言葉にならない感情が
私の胸の奥にこみ上げてきました。

 

と同時に、私の網膜にも、
先ほどまでレンズ越しにとらえていた画以上の
風景が広がってゆきました。

 

そして、
カメラに納めた、
まさに同じ場所を写した”カラーデータ”が、
たちまち色褪せていったのでした。

 

 

見える紫陽花も
観えた紫陽花も
どちらも美しいのでしょう。

 

けれど、誰かと分かち合えたそれには
到底敵わないのではないか?

 

そう思った出来事でした。

 

 

 

 

 

きょうも、最後までお読みくださり
ありがとうございました^^

 

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